サラリーマンには上下関係がつきもの。常に先輩を立てて、自分から用事を買って出ることが大事。・・・なのですが、やっぱり人間ですから、生理的に合わない人、あんまり好きになれない人っていうのがいて、そんな人に対して、自分から何かしてあげるというのは、なかなか難しい。その人を好きであるかどうかは関係なく、自分よりも先輩なんだから、自分から進んでやってあげないと、と頭では考えても、体が動かない、なんてことがあると思うんです。やっぱり、何らかの形で、その先輩を「尊敬」することができないと、こういうことが起こってしまうんだと思います。
そこで、「じゃあこの先輩の尊敬できる部分はどこだろう」と考えてみるわけですが、なかなか思いつかない。実際には、ごくごく冷静に、フラットに考えれば、どんな人だってどこか見習うべきところがあるはずなんですが、そこはもうその人に対して感情的になってしまっているから、尊敬できる部分が見つからないんですね。
でも、もし仮に、どんなに自分が先輩よりも何から何まですべての能力が勝っていたとしても(そんなこと「絶対に」ありえないのですが)、一つだけ「絶対に」勝てない部分があります。そう、「仕事の経験年数」です。先輩に対して、「仕事の経験年数」だけは絶対に勝つことができない。長く仕事をしていれば、どんな人だって、何か思うところがあります。外にはまるで見えなかったとしても、どんな人だって長く仕事を経験する中で、いろんなことを考え、悩み、今に至っているわけですよね。そして、その「考え、悩んだ」期間が自分より多いという、この一点だけでも、それは先輩を尊敬できる大きな理由の一つになるんじゃないかと思います。
こう考えると、どんなに自分とは合わないな、好きになれないなと思っていた人でも、尊敬できるような気がするのです。
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幸か不幸か、私は年上の人だというだけで、敬う気持ちが生じます。昭和的観念か、はたまた自分に自信がないからか、よくわかりませんが。ただ、職場では、年長者を敬う心がなくなっています。それだけ、年功序列が崩壊し、能力主義になっていることの現われかもしれません。
ただ、ひとついえるのは、やっぱり影で人の悪口や批判をする姿は本当に醜いということ。そんな醜い人間にはなりたくないし、やっぱり楽しく生きたい!
以上